じぶん銀行のホームページ

銀行のホームページはどれも同じように見えます。銀行の名前やマークがなかったら、どの銀行かちょっと判別ができません。もっとも、どの銀行も同じような商品・・・円預金や外貨預金などの預金商品、住宅ローンなどのローン、投資信託などを扱っていますし、金利やキャンペーン情報、「○○銀行について」「キャンペーン情報」「ニュース」など、表示する項目はほとんど同じです。その銀行のホームページを開いた人が、素早く自分が必要とするページへ飛ぶためには、リンクのボタンやバナーをたくさん並べるスタイルを取らざるを得ないのでしょう。

じぶん銀行のニュースによると最近Webサイトのリニューアルを行ったそうです。私がじぶん銀行のホームページを開いた時にまず感じたのは、他の銀行にはない大きな写真の扱いと目に優しいソフトな色調、ゆったりとした空間の取り方でした。文字も大きくて見やすく、シンプルでいながらとてもスタイリッシュな感じがしました。このホームページをスマホで開いてみても、同じように見やすい画面です。わざわざ拡大してみたりする必要もありません。確かにどこか違う感じがします。

じぶん銀行のホームページには、「レスポンシブWebデザイン」という方式で作成しているとの説明がありました。「レスポンシブWebデザイン」とは、同じWebページを、パソコンやスマートフォンなどいろいろな種類の端末で開いても、自動的にその端末の画面に最適なレイアウトで表示される、という技法のことだそうです。今まではホームページはパソコンで見るものでした。それがスマートフォンの発達で、パソコンと同じような機能が搭載され、インターネットにアクセスしてホームページを見ることができるようになりました。しかし、今まではパソコン用に作られたWebページでしたので、他の端末で開くと画面では文字が小さすぎたり、ゴチャゴチャしていちいち拡大してみなければ見にくかったりする、という問題があったのです。そのために企業は、他の端末用のWebページも用意しなければならなかったのです。

このレスポンシブWebデザイン方式だと、いちいちパソコン用、スマホ用と別々にWebページを用意しなければならない、という事もなく、またパソコンのWebページではすでに内容が更新されているのに、スマホにはまだ古い情報のまま修正されていなかったなどということもなくなるわけです。企業側にとってもコスト削減にもなり利点が大きいようです。海外ではすでに大手企業などが自社のホームページにこの方式を採用しているところが多いそうですが、日本では最近採用されだしたようです。じぶん銀行は携帯やスマホユーザーをターゲットにした銀行なのですから、当然、取引画面にアクセスした時にいかにストレスなく操作できるか、人一倍見やすい画面にこだわるのは、当たり前と言えばそうですね。

色調や画面のレイアウトなどはデザイン的なセンスの問題でもありますが、見て心地よく、素敵だと感じるホームページはまた見たくなるものです。特に女性はそうかもしれません。ホームページは「企業の看板」とも言いますね。単に受ける印象だけの問題ではなく、その企業がホームページを訪れた人相手に自社の商品のプレゼンテーションを行っているようなものですから、まずホームページに興味を持って開いてもらわなければなりません。気に入れば「それでは口座を開設してみようか」と顧客がダイレクトに獲得できるかもしれないのですから、営業戦略のツールとしても大切なものでしょう。



Design by