優等生の銀行であるジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行の設立経緯

ジャパンネット銀行がインターネット専業銀行として開業する少し前の90年代後半は、パーソナルコンピュータが一般家庭にも広まり、インターネットの利用率も爆発的に高まった時代でした。そして日本では1996年から2001年にかけて、いわゆる「金融ビッグバン」と言われる大規模な金融改革が行われました。金融市場や銀行法の規制を緩和して、外資系企業や異業種が銀行業務に参入することができるようになり、銀行業界も激しい競争に巻き込まれることになったのです。

1995年には世界で最初のインターネット専業銀行がアメリカで創立され、日本でも都市銀行などがインターネットバンキングを始めました。また大手銀行が合併を繰り返して、三菱東京UFJ銀行などいわゆる「メガバンク」と言われる、巨額の預金残高をもつ銀行が誕生することになります。こうしてコンピュータやインターネットの普及に伴い、銀行も今までにない商品やサービスを考え、対応することが必須になってきたのです。

そんな背景の中で2000年9月、旧さくら銀行・旧住友銀行・富士通・日本生命・東京電力・三井物産・NTTドコモ・NTT東日本という日本の大企業各社が出資して、日本で初めてのインターネット専業銀行「ジャパンネット銀行」が設立されました。1999年に旧さくら銀行と富士通によって、インターネット銀行設立構想の発表がされた時には、社会的にもかなり大きな反響を呼び、話題になりました。

しかし、銀行名はついていてもバーチャルな銀行で実際の店舗を持たず、パソコンの画面でインターネット上で決済を行うという新しいスタイルの銀行は、初めのうちはなかなか一般の人にはなじめなかったようです。特に、「インターネット上の実体のない銀行」というものに対しては、「預金通帳もなく、直接的なやりとりができないので信用できない」、「セキュリティが心配」、という不安が大きかったのです。

しかし、現在ではメガバンクの一つである三井住友銀行と、インターネットにアクセスする時の入り口となる巨大なWEBサイトを運営するヤフー株式会社がジャパンネット銀行の主な株主であり、格付けの評価も高く、企業としての信用性には全く問題のない銀行だと言えます。またセキュリティに関しても、ジャパンネット銀行のセキュリティは日本の銀行の中でも最高クラスといわれており、その業績を見ても、ネット銀行の中でも最も安心な銀行と言えるかもしれません。そうしてジャパンネット銀行設立後には、ソニー銀行や楽天銀行、住信SBIネット銀行など次々とネット専業銀行が設立されました。

現在では、ネット銀行は店舗や人件費にコストをかけない分、金利が高く今までの銀行にはないサービスを提供する銀行として、すっかり定着したと言えるでしょう。ネット銀行の間でも競争が激しくなり、主な収入源を預金額や貸付額などではなく、コンビニなどのATMの設置使用料や利用使用料に置くセブン銀行や、100%証券会社の出資で設立されて証券会社との提携で高いサービスを提供する大和ネクスト銀行など、今までにないさらに新しい形態のネット銀行も出現しています。その中でジャパンネット銀行は取り扱う商品も預金から外貨預金、投資信託、公営競技まで幅広く、そのひとつひとつに丁寧なサービスを提供している銀行として、評価は高いです。



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